教えてるのは子供で保護者の分までは月謝はもらってません
- 教えているのは子供の指導者、教員の皆様
- 「あれ?自分は本当は誰を教えてるんだった?」
- なんでも知っていたい保護者
- まだ子供の全てを知っていたいですか?
- その割に教室任せ
- 教えてるのは子供で保護者の分は月謝はもらってません
教えているのは子供の指導者、教員の皆様
日々、ご指導お疲れ様です。
子供の習い事指導者、教員の方で
こんな経験ありませんか?
「私はあなたの先生じゃないよ」
という場面。
子供に教えているようなことを
いい大人の
保護者に言わなくてはいけない
お約束ごとが守れない子供心大きな保護者。
「これは決まり事なので守ってくださいね」と
その度に優しく注意したり
アポなしで教室内に勝手に入ってきて
私の話だけ聞いて!!と言わんばかりに
先生の時間を奪う保護者。
それでも
「そうなんですね〜」と
優しく聞いてあげたり
集団行動の意味がわからず
自分の意見だけを通そうとして
ギャーギャー言ってる保護者。
そんなあなただけの意見はまかり通りませんよ、と
優しく教えてあげたり
その度に保護者を相手し
「あれ?自分は本当は誰を教えてるんだった?」
なんて対象者は誰だよ!
ってことありますよね(笑)
なんでも知っていたい保護者
未就園児や幼児くらいまでなら
100歩譲ってまだわかる。
小学生になっても
中学生になっても
その先も
まだ子供の全てを知っていたいですか?
どこまで子供にくっ付いてくるんだか
隙あらば教室内に入り込もうとする。
そんなに心配なら
習い事なんかさせないで
自宅に閉じ込めておけ、と言いたくなる時もあった。
(子供はかわいそうだけど)
私の教室はある時期から
練習中の通常の見学は一切させないことにした。
理由は
注意しようが何しようが
集中して見学もせず
完全に子供なんて見ちゃいない。
ギャーギャーでかい声でうるさいは
撮影は許可の出さない時以外は禁止だって言ってるのに
勝手に撮影するは、で
子供も指導者よりも
保護者のカタマリにばかり気がいき
集中もできない。
できるわけがない。
怪我の原因にもなりかねなく
通常練習では見学できる体制をなくした。
そうしたら子供たちは
表情も生き生き
伸び伸びするんだな‥
見学させなくなってからは
おとなしいかと思いきや
突然、教室のドアを開け
「最近どんなことやってるか見てないんで」と
ぞろぞろママ友集団でいいも悪いもなく
入ってきてきたときは呆気にとられた。
みんなでやれば怖くない?
保護者がやりたい放題。
教室は子供に指導するための環境であって
月謝は子供分しかいただいてない。
子供に躾けるべき保護者がこれでは
言いたくなくても
言わざるを得ない。
子供らの前で
保護者にルール的なことを注意するのは
いい気分なんてするわけがない。
習い事は
保護者の娯楽のためにあるんじゃない。
その割に教室任せ
これだけ知りたい、知りたい、なクセに
面白いのは
習い事に過剰な期待をしてることだ。
丸
投
げ
か
違う記事にも書いたかもしれないが
教室でも挨拶や礼節などの部分。
積み重ねの習慣の部分。
私は一人一人の子供たちの
未来にこれらが役立ってくれる様に
これができたらどうなれる?という
子供らがキラン✨とする様な話もして
教室内での活動では全員レベルでできる様に
指導してきた。
が、これらを家でやるかやらないかは
各家庭の躾の問題だ。
うちにきて良くなったから私に過剰に期待するのか
真意はわからないが
「ここでは出来てるかもしれないけど家では親のいうこと聞かない」
「全然、勉強に集中しない」
「約束事も守らない」
「親の言うこと聞かないんで、先生から言ってください」
「家では‥家では‥」と
教室では出来てることが
家で親の躾なしでも
やってくれるに違いない
そんな幻想を描いてるんでしょうね。
「親の言うこと聞かないんで、先生から言ってください」
に関しては、年頃によってはわかる部分なので
その子供と直接話をして
親の言うことを聞くメリットも伝える様にはしてる。
しかし、丸投げはやめていただきたい。
親がしっかり熱を持って
子供と向き合ってくれ。
そして
向き合えと言ったが
過干渉をやめよう。
親子も距離感だ。
子供の領域に土足で踏み込まれれば
子供だってシャットアウトだ。
子供は親離れしたがっている。
親が子離れする番。
こういう保護者はきっと学校でも
正論の様に担任を振り回して
「何かあったら相談してくださいね」の
担任の言葉をそこだけは素直に受け取り
どうでもいい様な要求してんだろうな、と
思う。
だって、習い事でそうなんだから。
教えてるのは子供で保護者の分は月謝はもらってません
自分の子供の学校で言うと
自分の頃の学校とは違って
ものすごく保護者に気を使っていると思う。
自分の子供の学校でも
「何かあればお電話ください」
なんて言っていただきますが
何もないので電話したことはないです(笑)
でもこの言葉があるから
ちょっとしたことでも
電話する保護者もいるんでしょうね。
子供達が帰ってからの方が「大変」とも
教員の方から聞いたことがあります。
だから
うちに通ってる子供の保護者も
練習は終わったかもしれないが
先生に、この後予定が控えているかもしれない
なんてことは一切考えない。
自分の都合でツカツカやってきて
こちらの都合も確認せずに
自分の都合のいい様に話してくる。
こんな迷惑極まりない
保護者はごくごく一部ですが
周りを巻き込む威圧感だけは凄い。
集団指導に限っては
お宅だけにこっちは教えてるわけではない。
自分の子供のことだけを見て欲しければ
個別指導を受ければいい。
まあ、そういう保護者に限って
その対価は支払わずに
エネルギーは出さずに
こちらから吸い取ろうとします。
個別指導枠も設けましたが
子供のためを本気で考える
保護者はここを利用して
相談なりアドバイスを受けてくれます。
「月謝払ってるのに時間外で
ちょっとくらい聞いて何が悪い」
このちょっとくらいも積み重なった時間を
お金に換算したら結構恐ろしいことになってますよ。
通常、大人の世界では
月謝内での時間外指導はあり得ませんから。
教えてるのは子供。
対象者は子供。
保護者の分までは月謝はいただいてません。
こちらもできるだけ
余計なエネルギーを吸い取られない様に
気をつけましょう。
そのためには指導者側も
やろう根性をやりすぎてないか気づいてやめる。
教えて「やろう」
力になって「やろう」
与えすぎに注意です。