言うこと聞かない大人に困ったら読むブログ

子供よりも《保護者》に困っている講師、指導者、リーダー、ママ達へ

ママ友付き合いの子供の習い事①

f:id:senses5:20200801101848j:plain

子供の習い事をママ友からの誘いで決めてませんか 

教室を個人で運営する立場としては

ママ友付き合いで

ママ友からの紹介で

体験レッスンに来てくれるのは

『たくさん来てくれて有り難い』と

教室を始めた頃は

集客をとにかくしたかったので、そう思ってました。

 

確かにママの口コミ力は侮れません。

いい評判を流してくれると

『◯◯ちゃんのママから教えてもらって』と

体験レッスン申込みもたくさん来ます。

 

けれど、色々と分析していく中で

ママ友グループとして体験に来る場合の多くは

本当に『習わせたい』と考えている

ご家庭ばかりではない、ということ。

 

習い事もお付き合いの一環

誘われて断れなくてきたママ

とりあえずみんなが行くから参加させるママ

 

『右へ習え』なママも

必ず紛れていますね。

 

以前は、ワンコインでやっていたこともあり

遊び半分

暇つぶし感覚でしか考えてない方も

多かったですね。

※後に体験料を札に変えただけで

 暇つぶし感覚の体験申込はなくなりました。

 

 

 

体験レッスンから入会する、しないも

ママ友繋がりの場合

芋ずる式で入会に繋がる時は

本当にドル箱なんですが

ここには思わぬ落とし穴も後にあるケースがあります。

※辞める時も子供の継続したい意思に関係なく

 芋ずる式になりやすい。

 

 

 

子供にだって向き不向き

やりたいことだって同じじゃありません。

 

友達がやってるから

友達と一緒じゃないと寂しいから

友達と、友達と、、、と

ママ達が言ってるのも

まあ、低学年くらいまでですけどね。

 

ある程度大きくなった高学年くらいの子には

ママ友繋がりでの入会も

無くなりますけどね。

 

 

その習い事が我が子が習いたいことなのか?

‥とは言っても

やりたいことを見つけられる

子供の方が少なくて当たり前。

 

お子さんの意思では

まだ決められないし

この習い事でどんな力がつくなんて

子供にはわからないし

ぼんやりしてることもあるでしょう。

 

 

そんな時は親側がしっかり決めること。

この習い事を通して

●お子さんに何を身につけてもらいたいと思うのか

●どんな力が付けてもらえると期待するのか

親側が真剣に習わせてみたいと

思うことなのかをしっかり考えて

我が子の個性や特徴を見極めて。

 

それが見つかるまでは

焦って習い事をさせる必要はないですね。

 

指導者の私がいうことじゃないですけど。

 

 

 

ママ友繋がりで入会、継続するなら覚悟しておくこと

ママ友繋がりで入会のスタートを同じに切ったとしても

習い事は義務教育ではなく

選んで、学び身につける

学校教育では学べない経験をする場です。

 

学校教育であれば

同じ学年の子達が同じスピードで

カリキュラムが進みますが

 

習い事の場合は

年齢も経験も関係なく

定期的に検定があり、級のつく習い事なら

わかりやすく【差】がつくこともあります。

 

【実力】【能力】【やる気】を認められた子は

指導者から

上に進む道(クラス)を勧められること

声を掛けられることも

もしかしたら出てきます。

 

また、

ポジション取りがある習い事なら

いいポジションが取れる子

そうではない子も

ママ友内で必ず出てきます。

 

 

それが

あなたのお子さんなのか

ママ友グループの中の子なのか

それは、わかりません。

誰も上に進む道を勧められなければ、

どの子もいいポジションを取らなければ

ある意味そのグループ内では

平和なのかも知れませんが^^;

 

 

みんなが【実力】【能力】【やる気】が

常に同じレベルであれば

仲良く一緒〜♪

で進むことも可能ですが

指導現場からの現実は

みんな一緒〜♪なんてことは

ほとんどありません。

 

 

これらのことが現実となった時

冷静に子供の実力ややる気に

向き合えますか?

 

 

スタートは一緒でも

成長は様々、個人差があることなのです。

 

 

 

ママ友グループ内から『1抜け』で上に進む道を勧められた時にどうするか

正直なところ

力を認められて

指導者から上に進むクラスなどを提案されることは

年齢・学年の自動的なものや

教室内生徒の入れ替え期のバランス的なものを除いては

ほとんどのお子さんは実はご縁のないことだと思って

読んでください。

 

 

ママ友グループで入会し

スタートは同時に切ったのに

『1抜け』で上に進む道を

指導者から勧められた時

 

それが我が子だった場合

あなたはこれまでのママ友という

付き合いを切り離して

我が子の力を認められたことを

しっかり受け止め

指導者の勧める通りに

上に進ませる勇気がありますか?

 

 

それがママ友グループの1人の子であった場合

心から喜べますか?

その子を我が子と一緒に過ごしてきた

友人として

応援できますか?

 

 

これは稀なケースですが・・・

ママ友グループ全員のお子さんの実力が認められ

上に進むことを勧められた。我が子もやる気!

→ けれど発言力あるママなどが『うちは進まない』と

  なった時。運命共同体のような意識も働くようなのですが

  『じゃあ、うちも‥』とお子さんに諦めさせますか?

これは、実際にうちの教室であったケース。

子供達は俄然やる気でしたが、内1人のママが

『月謝が値上げになるなら』

そんな話になったことから

上に進む気であった周りまでを一気に飲み込んだ

ケースでした。

 

 

ママ友付き合いの習い事を全否定はしていません。

スタートが一緒でも

その後の成長は皆一緒ではない、

これが理解できて覚悟できてれば

なんの問題もないです。

 

 

子供のために習い事をさせているのか?

親の付き合いと見栄のために習わせるのか?

 

子供のために習い事をさせていたはずが

親の覚悟がないと

せっかくの伸びるチャンスも

そんな付き合いだけのために

諦めるご家庭もいくつも見てきました。

 

 

ここまで書いたことは

現場で見てきたほんの一部。

 

 

芋ずるはどこまでも芋ずるにならないように。

 

 

今、こんなママ友付き合いで

悩んでいる方のお力になれるブログを

現場で見てきた実例も入れながら

これからもお伝えしていきます。

 

f:id:senses5:20200801101859j:plain

 

 

 

 

 

 

 

ひとを変える魔法 フラクタル心理学で過去と他人を変える法 (DOBOOKS)

ひとを変える魔法 フラクタル心理学で過去と他人を変える法 (DOBOOKS)

  • 作者:白石 美帆
  • 発売日: 2020/02/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
すべての問題には解決法がある

すべての問題には解決法がある

  • 作者:一色 真宇
  • 発売日: 2012/03/15
  • メディア: 単行本